毎年恒例となっている吉田神社の「節分祭」に行ってきました。
このお祭りは、室町時代に始まった歴史あるお祭りで、
毎年50万人もの参拝者と、約800店の露店が軒を連ねます。
「厄除けの発祥の杜」としても知られる吉田神社ですが、
八角形の本殿に、後方に六角形の部屋がついた大変珍しい形をしていて、
重要文化財にも指定され、建築物としても有名です。
節分の深夜に行われる「火炉祭」では、
高さ5mの炉に溢れるほどに納められたお守りやお札に火が点けられ、
巨大な火柱が冬の夜空を焦がします。
他にも、参拝者の楽しみの一つにもなっている
「抽選券付きの厄除け福豆」などもあり、
京都の節分には欠かせないお祭りになっています。
参拝者が持参した全国各地のお札やお守りがここに焼き納められます
本殿は、毎月1日とお正月、節分祭にしか見ることができません。
節分祭の期間中のみ設けられる厄塚:この柱が縄で本殿とつながっていて、触ると心に潜む鬼や厄神を封じ込める力があると言われています