京都御苑の中にある、拾翠亭(しゅうすいてい)に行ってきました。
江戸時代後期の建物で、公家の九条家の別邸となります。
貴族の茶室は、ほどんど残っていませんので、貴重な建物となります。
拾翠亭は、主に茶会や歌会等の社交の場として利用していたようで、建物は、数寄屋風の書院造り、東山を借景に池を設けています。
公家らしく、船もあり月を楽しんだようで優雅さを感じました。
私が訪れた時間は正午、蔀戸(しとみど)から入り込む間接的な明かりが大変心地よい室内空間を作っていることに驚きました。
茶室は広間と小間がありますが、二間とも池を向いています。
二階の広間も池を上から望め、展望台のようで爽快です。
広縁もゆったりとして心地よい雰囲気でした。
私の感想ですが、建物の緊張感や厳格さは、あまり感じられなく、少し砕けたプライベートな社交の場であったことが感じられました。
正座でなく胡坐で居られる感じ、との表現なら伝わるでしょうか。
お酒を飲みながらお月見したら最高でしょうね。
雅な貴族の生活を垣間見れる珍しい建物です。
特に住宅建築好きの方にお薦めです。












